ふく塾ブログ

教科書を見ても、先生の話を聞いてもわからない!というあなた。考えがみえる(わかる)ようになるためのブログです。ブログを見るだけで、脳を刺激します。数学のわかりにくい抽象の世界を具体的に教えます。指導に悩んでいる学校や塾の先生方もぜひ見てね。

正解率5割!ついつい間違ってしまうひっかけ問題集

数学の問題がよく引っかかってしまうあなた。たまにはクイズもいいですよ。騙されやすいひっかけ問題になれると数学の問題も騙されにくくなるかも。

ではさっそく最初の問題。有名な問題を10問!

問題1 お父さんカエルはケロケロケロ鳴きます。お母さんカエルはケロケロ鳴きます。では、その子供はなんて鳴くでしょうか?

正解は ケロ 答えたいところですが

なかない

カエルの子供はおたまじゃくしだから

💢

問題2 チョコレートが15個入った箱から5個チョコレートを取った。何個チョコレートを持っている?

正解は 5個持っている。

残りの数ではないですよ。

💢

問題3 バスに10人乗っている。 そのうち、2人が降りた。 バスの客は、何人?

正解は 8人と答えたいところですが

7人が正解。運転手が1人で他が客だから

💢

問題4 高層マンションのエレベーターが故障して、 1階まで落ちてしまったが、怪我人はいなかった。 それはなぜ?

答えは 誰も乗っていなかったから

💢

問題5 あなたは、かえっこにでました。 あなたが4位の子を抜かしたら、あなたは、今何位?

正解は4位。3位ではないですよ。

💢

問題6 看板を逆さにするとどうなる?

正解は 読みにくくなる

💢

問題7 春、夏、秋、冬、一年の中で最も長い日数はどれ?

正解は一年

春、夏、秋、冬、一年 の中でだから

💢

問題8 300円を持っていて、100円のお菓子を買った。 おつりは何円?

正解は 0円(100円玉で支払ったのでお釣りなし)

問題9 「は」から「も」を引いたら何になる?

正解は は-も=か ハーモニカになるから 数式にして=をカタカナのニと読むのがポイント。

💢

問題10 1トンのトラックと1トンのわたあめ。重いのはどっち?

正解は どちらも同じ

ということで 数学のひっかけ問題

問題11 絶対値が5以下の整数は全部でいくつありますか?

正解は11個

-5、-4、-3、-2、-1、0、1、2、3、4、5 の11個が正解。 0を数えるのを忘れる人が多い。

問題12 12÷0は

正解は ない です。 中学校になても0と答える人が圧倒的に多いのが現状です。

12÷3=4ということは 答えからし式を作ると 4×3=12となるが

12÷0=0 だとして 答えから式を作ると 0×0=12となり成り立たない。 □×0=12の箱に入る数字をはいくら探しても ないから0で割るということは できないのです。

ひっかけ問題はひっかりやすく 間違った答えを引き出そうと問題ができています。 数学の問題もひっかけかなとちょっと自分が考えた答えを疑って、意味を考えてみるようにして、直感だけで答えるのではなく、自分の答えを吟味し、答える癖をつけましょう。また、引っかかったら、その問題を覚えておくようにしましょう。

ということでラストの問題

問題 3x+1 =

正解は 3x+1は3x+1です。 同類項ではないのでこれ以上まとめることができません。 苦手な人はつい4xと答えたくなるようです。 (3x+5)−(2x+2)の計算も カッコがあるから先にやると思い 8x−4x=4xと答えてしまう人もいます。 正解は3x+3ですが、どうして3x+5が8xにしてはダメなの?とどうしてって納得いかない人は下のブログをチェックしてください。

正解率5割!ついつい間違ってしまうひっかけ問題集

数学の問題がよく引っかかってしまうあなた。たまにはクイズもいいですよ。騙されやすいひっかけ問題になれると数学の問題も騙されにくくなるかも。

ではさっそく最初の問題。有名な問題を10問!

問題1 お父さんカエルはケロケロケロ鳴きます。お母さんカエルはケロケロ鳴きます。では、その子供はなんて鳴くでしょうか?

正解は ケロ 答えたいところですが

なかない

カエルの子供はおたまじゃくしだから

💢

問題2 チョコレートが15個入った箱から5個チョコレートを取った。何個チョコレートを持っている?

正解は 5個持っている。

残りの数ではないですよ。

💢

問題3 バスに10人乗っている。 そのうち、2人が降りた。 バスの客は、何人?

正解は 8人と答えたいところですが

7人が正解。運転手が1人で他が客だから

💢

問題4 高層マンションのエレベーターが故障して、 1階まで落ちてしまったが、怪我人はいなかった。 それはなぜ?

答えは 誰も乗っていなかったから

💢

問題5 あなたは、かえっこにでました。 あなたが4位の子を抜かしたら、あなたは、今何位?

正解は4位。3位ではないですよ。

💢

問題6 看板を逆さにするとどうなる?

正解は 読みにくくなる

💢

問題7 春、夏、秋、冬、一年の中で最も長い日数はどれ?

正解は一年

春、夏、秋、冬、一年 の中でだから

💢

問題8 300円を持っていて、100円のお菓子を買った。 おつりは何円?

正解は 0円(100円玉で支払ったのでお釣りなし)

問題9 「は」から「も」を引いたら何になる?

正解は は-も=か ハーモニカになるから

💢

問題10 1トンのトラックと1トンのわたあめ。重いのはどっち?

正解は どちらも同じ

ということで 数学のひっかけ問題

問題11 絶対値が5以下の整数は全部でいくつありますか?

正解は11個

-5、-4、-3、-2、-1、0、1、2、3、4、5 の11個が正解。 0を数えるのを忘れる人が多い。

問題12 12÷0は

正解は ない です。

12÷3=4 ということは4×3=12となるが

12÷0=0 だとすると 0÷0=だから

1次関数の式の求め方〜1次関数は1時間でわかる!映像が見えるように考えるのがコツ!〜

問題1  次の条件をみたす1次関数を求めなさい。 x=-3,のときy=-2 , x=1のときy=10

問題2  1次関数 y=2x+5で、 xの値が2から8まで増加したときのyの増加量を求めなさい。

1次関数のよくある問題ですね。 この問題ですが、分からない人にとっては本当にわからない問題です。しかしながら、分かる人にとっては、超簡単なのです。 今回は、1次関数の式の意味が分かるように目標1時間で理解できる学習ブログを作ってみましたので是非参考にしてください。

式をみて表を作ってみよう

まずは関数の式の見方について確認してみましょう。

y=5xの表を作ってみよう。

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この表の空欄に入る数字が分かりますか。

y=5x を日本語で表すと

「xを5倍するとyになる」という意味です。

日本語と英語ののように犬もdogも同じものです。 書き方が異なるだけで意味は同じと思ってください。

したがって、 xが1のときは、1を5倍して5

xが2にときは 2を5倍して10

xが3のときは 3を5倍して15

とたての関係は「xを5倍するとyになる」と日本語そのものとなっているのです。

このたての関係を対応といいます。

では、次にy=2x+5についてやってみましょう。

f:id:huku400made:20190706234012p:plain

日本語でいうと、「xを2倍して5をたすとyになる」ということになります。

日本語にしたがって表を作ってみましょう。

xが1のときは、1を2倍して5をたすと( )

xが2にときは 2を2倍して5をたすと( )

xが3のときは 3を2倍して5をたすと( )

xの数に対応するyの値が見えてきましたでしょうか。 答えは下の通りです。

f:id:huku400made:20190706234044p:plain

では、次に1次関数の式について確認しましょう。 下の表を見てみてください。

f:id:huku400made:20190706234217p:plain

①と②は表の特徴がにています。しかも、式の形もにています。 しかし、③はちょっと違います。しかも、式の形はにていません。

このように、表がにていると式もにてくるのです。

そして、①と②の式はy=2x+5、y=3x+1と右側が1次の式となっています。 ですから、このような表の特徴で、このような式の形をしているものを1次関数と命名したのです。

教科書には、

2つの変数x,yについて,yがxの1次式で表されるとき,yはxの1次関数であるという。

1次関数は,一般に次のように表される。

y=ax+b

まずは、細かいことは無視して

1次関数はy=〇x+△の形になる

ということを頭に残しておきましょう。

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表をみて、1次関数の式を求めてみよう

今度は表をみて式を作ってみましょう。 下の表を見てください。すべて1次関数の表だとします。

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式を作るためには、日本語のように考え、

xを・・・・・するとyになる。

という文章を見つけようとするわけです。

①の場合は、xを2倍して3をたすとyになるという日本語になります。

したがって、y=2x+3となります。

②の場合は、xを-3倍して1をたすとyになるという日本語になります。

したがって、y=-3x+1となります。

たての関係でみて探せばいいのですが、結構やっかいですね。 しかし、このようなパターンを見ていくとなにやら、 y=〇x+△の〇や△が表に書いてあるのです。(〇は書いてないけど表から見えてくる)

みなさん、〇と△の数字がどこに隠れているかおわかりでしょうか。

○と△の見方を見つけ、慣れてしまえば、あっという間に1次関数もマスターできるのです。 みなさん自分で気づくことができましたか?では、どこを見ればいいかの解説です。

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これをもとに①から④までできるかやってみよう。

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答えは、

① y=2x+3 ② y=−3x+1 ③ y=4x−3 ④ y=3x+7 となるわけです。教科書の問題などほとんどこのパターンで解くことができるのです。教科書の例題に書いてある解き方は、数が大きくなったり、数が小数、分数になった時などは必要ですが、やり方で覚えるのではなく、本来の意味をしっかりと理解することが重要なのです。

では、最初に出した問題を再確認しましょう。

問題1  次の条件をみたす1次関数を求めなさい。 x=-3,のときy=-2 , x=1のときy=10

おわかりでしょうか。最初は意味の分からなかった問題も表に置き換えると式が簡単に見えてきます。

この問題は、x=-3,のときy=-2 , x=1のときy=10を表にしてみるとすぐにわかります。先ほどの④と同じ問題だということです。字で書かれている問題を表に変換して映像イメージで捉えると気持ち的にも簡単な問題となるわけです。

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f:id:huku400made:20190624190650j:plainーー

変化の割合を理解しよう

表(映像)がみえると式がわかるということですが、数が大きくなったり、小数、分数の答えが出ちょっと限界があります。 そこで、変化の割合を知っておく必要があります。 教科書で変化の割合と書いてありますが、この意味が数学が苦手な人にとっては難問のようです。できるだけ、分かりやすく説明しましょう。

では、次の表を式にしてみましょう。

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表を全部作っているときりがありませんね。 でも、yがどれくらいずつ変化していくのか計算で求められます。 そうです。小学校でやった1あたりの数を求めるように、xが1増えたときのyの数を割り算で求めることができるのです。割り算で求めて、1あたりを出すから、名前を変化の割合と名付けたのです。割合という言葉からキーワードは割り算です。

そして、何の数でわるかというとxがどれくらい増えたか(このことをxの増加量という)、yがどれぐらい増えたか(このことをyの増加量という)という数字が見えれば1あたりのyの数が見えてくるのです。

これを式にすると

(yの増加量)÷(xの増加量)

ということなのです。

そして、この変化の割合はy=〇x+△の〇の数になっているのです。

では、変化の割合に関係する問題をやってみましょう。

問題2  1次関数 y=2x+5で、 xの値が2から8まで増加したときのyの増加量を求めなさい。 じっくり考えてみてください。

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初級編の解き方は表を作り、具体的な数を調べて求めます。 次に応用の解き方です。 これは、(yの増加量)=a×(xの増加量) で特問題です。公式だけを覚えるのではなく、映像イメージとしても見えるかどうか確認してください。 答えと解説をご覧ください。 f:id:huku400made:20190706234554p:plain

いかがでしたか。これ以上、書きすぎると逆に混乱してしまうので、今回はこれで終わります。 いかに表などで映像イメージを作れるかがポイントです。何を求めるのか、どこを見ればいいのかがとにかくポイントです。

それでは、教科書や問題集の問題をやってみてください。問題の意味すらみえてこなかったのに、ある程度、問題をみると映像がみえてくることでしょう。

数学問題5 3つの続いた整数の和 解答

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3の倍数に見えた人は、さらに、もう一つ簡単に計算する方法を見つけてみてください。

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さて、なんに見えましたか。3(x+1)をあえて日本語に直してみましょう。 数式も日本語もどちらも同じ意味で捉えることがポイントです。 正解は、 3(x+1)は3×(真ん中の数)と言えます。 つまり、真ん中の数を3倍すると、3つの続いた整数の和の答えとなるわけです。 x+1が真ん中の数に見えてきた人は、なるほど!と今までと違う感動が味わえるはず。 では、また次の問題をお楽しみに。

数学問題4 正負の数の計算の解答

正負の数の計算は見方に注意

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-3-1が-2に見えてしまう人は小学校の癖があるだけで、ちょっと見方を整えるだけで大丈夫です。 f:id:huku400made:20190507200748p:plain f:id:huku400made:20190507200727p:plain

先生によっては当たり前なことなので生徒が当たり前に見えていると思っていたり、ひどいとなんでわからないのと苦手な生徒のことを否定するだけでちゃんと正しい見方を教えてくれません。 正しい計算問題の見え方を教えてもらうだけでかなり早く基礎基本が定着します。

では、問題をやって見ましょう。

-4-2= 5-7= -6+7=

答えは上から-6、-2、1 ですね。

四則計算もよく間違えてしまいます。

これは次のブログのお楽しみ。

中学校3年分の数学が教えられるほどよくわかる

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数学問題4 正負の数の計算

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 みなさんだったらどのように説明するでしょうか。

実は私も上の間違った答えに見えてしまうという方は、見方が小学校の計算問題の見え方をちょっと違う見え方に変えるだけですぐ治ります。

教える先生によってはやり方しか教えず、生徒がどのように思考し、どのようなミスがあるか考える余裕のない先生がいます。

私だったら、初期の段階で項に注目させます。

正しい見え方を教え、見え方になれた段階で色々用語など教えていきます。

生徒たちが勘違いして違う見え方になっていないかチェックしてあげるといいでしょう。

そのためには、見えるというイメージを持たせるための遊びの問題が、下の問題1だったのです。

 

 

mathematicsgogo.hatenablog.jp

 

 おっと、これ以上言うと解答になっていきますね。解答は次のブログまでお楽しみ。